
ここではアルバイトについてじっくり考えてみましょう。 まだ彼女が1年生だからできた悠長な方法だったと思います。彼女は英語は言語が違うという以上に、話している内容も日本人とはまったく違うという誤解を持っていたようで、それが理解を妨げている部分もあるようでした。とにかく自分の知っている常識を総動員して文の大意を掴む練習をしました。
数学は凡ミスの撲滅。文章題ももちろん大きな壁でしたが、単純な計算問題でも点を落としているのでそこは確実に取っていこう、と助言しました。やがて受験シーズンが訪れ、彼女は見事推薦枠をゲット、お母様にはアルバイトには勿体無いくらいの丁寧なお礼をいただきました。
冒頭で「美味しいアルバイト」と申し上げたのは、お金がいいからとか時間が短いから、という意味ではなくて、自分が相手にしてあげられる事が明確で、結果得られる喜びがもっとも大きかったアルバイトだ、という意味なのです。大学に入学して2番目に始めたアルバイトはジーンズショップの店員でした。大学のあった市を中心に展開しているチェーン店の一つで、けっこう大きな店舗でしたが、アルバイトと社員合わせても6人しかいない人間関係の簡単な職場でした。